2014年08月10日

空き家とすき家

空き家が全国で820万戸あるそうだ。
住宅戸数の総数に占める割合が13.5%で過去最高なのだという。
消費税増税の後押しで戸数が増加した中での割合だから増加とみるべきか、
震災で流された家も数多いので、それなりの割合とみるかは個々人の判断にゆだねる。

820万戸の内、450万戸は不動産物件での「売家」「空き家」ということらしい。
残りは、放置された売りにも出ない、解体もできない家なのだそうだ。
財産なだけに、相続された人が複数だったりすると面倒な事らしい。
「誰も居ない家に固定資産税や修繕費などの維持費ばかり掛かるから、売りましょうか?」
「オヤジが苦労して遺した家を売るだなんてふととき者が!」
などというやり取りなのか…

一方のタイトルの「すき家」は牛丼チェーンのこと。
こちらは小林多喜二著「蟹工船」並の過酷労働を強いたと報道されている。
蟹工船は人権を無視した過酷労働で、いじめ、虐待、暴力で病気になって次々と倒れていく様子が書かれていた。(っていうより、日本名作という朗読もののCDで聴いた)
すき家そのものはフランチャイズチェーンなので、実際の店舗がすき家の直営なのか加盟店なのかの状況もある。直営であればすき家が叩かれてもしょうがないが、加盟店がしたのであれば若干の筋違いな報道にもなる。
いかんせん、マスコミはとにかく悪者をこしらえたがる傾向があり、恣意的な論調にはうんざりでもある。

とはいえ、空き家もすき家もこの現象の背景には人口減少による労働人口不足が響いていることは確からしい。
豊かさと便利さが同じ意味だと教えられた高度経済成長を経て、バブル景気とバブルの破たんに憂い、インフレもデフレも経験した中で共通していたのはやはり「人々の便利さ」であっただろう。
夜中まで営業している。朝までやっている。締めの何かが食べたいとき、赤ん坊が熱出したとき、出張に下着を忘れたとき・・・もしもの時に活躍してきたのがすき家やコンビニをはじめとする業態だ。ある意味インフラであるのだ。
それが、いくらお客様に支持されようとも、人が雇えない給与体系では商売が成り立たない。ジャーナリストや経済評論家はそれをも「ビジネスモデルの構築の間違い」なのだという。
そういえば、夜中に一人しか店員がいないすき家を狙った強盗が頻発していたことがあった。
ハインリッヒの法則からいけば、ヒヤリハットがその時点で第三段階くらいまで来ていたような気がする。
そういう意味ではFC本部の指導責任もでてくるのかな??

おそらく夜中に営業できるコンビニや外食は減少していくだろう。
夜中の飯は2倍の価格です。くらいまでやらないと人が雇えないのだ。
健康増進を願うわが県にはもってこいかもしれないが、夜の明かりが消え真っ暗になるのも少し怖い。
隣の空き家に夜中に人が居たりするとそれも怖い。
そこから火や煙が出たりするともっと怖い。
火事だと報告のために119番に電話してもつながらない。
それを取り締まってもらうために110番に電話しても誰も出ない。
なんて世の中には…まさかならないよね…


posted by サンライズマン at 19:24| Comment(2) | 社長の日記
この記事へのコメント
http://www.sukiya.jp/faq.html#content02_answer05
すき家にフランチャイズの店舗はありませんよ。
Posted by 通りすがり at 2014年11月24日 09:58
すき家にはフランチャイズじゃなく直営のみでしたか!私の誤りでした。すみませんでした。
Posted by 森直樹 at 2014年12月04日 23:41
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス: [必須入力]

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]