2014年10月25日

カチューユ

今回の出張はロングランだった。
19日から24日の最終便で帰るというスケジュール。

19日の夕方に都内に入り宿泊。
近くの麻布十番でかなりいい感じのバーを見つけた。
何がいいって、もうこの世にほとんど無いっていう酒のオンパレードだったからだ。
思わず「動物園に来たみたい!」って子供のように叫んだものだ!葉巻をふかしながら。(笑)

翌日の一便で沖縄へ。
「経営と人生が楽しくなる勉強会」ってのに参加のためである。
今年に入ってからイタリアやニューヨークに行ってきたが、この勉強会に参加しているメンバーたちとである。会社経営をしていると傍目からみるほど楽しい事ばかりあるわけではない。むしろその逆かもしれないほど日々気持ちを下から引っ張られたり、左右から引き裂こうとすることが多いのが事実だ。
勉強会の冠がそういう名称なだけに、参加するとわくわくして仕事も人生も楽しくなるのだ。
前向きオーラに包まれるのは、ガメラが海底で黙しているのと同様に必要な時間だと位置づけている。

翌日、国際通り沿線にある市場を覗いてみた。アグー豚の顔や、ヤシガニ、北の国の市場ではおよそお目にかかることがないような色(黄色、青)の魚類、個人的に大好きな島らっきょなどなどが立ち並ぶ。凄いと思ったのが防水の前掛けをした人が一生懸命にお客に説明しているその言葉が中国語。それほど中国からの観光客が多いのだ。もっともこれは沖縄に限ったことではない。今やどこの観光地に行っても中国の観光客「だらけ」といっても過言では無いだろう。彼らは不思議と日本の一般人と絡もうとしない。例えば我々日本人はどこの国へ行っても「写真撮りますか?代わりに後で撮ってもらえないですか?」ぐらいの会話のやり取りはあるが、中国の人からこのように求められる光景を観光地でもこれまで見たことがない。
今回、一人だけカメラマンになっている女性(カメラおばさんorカメラウーマン)が居たので、カメラを撮るジェスチュアーを交えながら「オール?(ALL)」と聞いてみた。最初はノーサンキューと云われたので、引き下がったが、どうやら「オール」が聞こえなかったらしく、別な女性がそのカメラおばさんに「オールって言ったよ。」(たぶん)というとイエス、イエスとスマホ携帯を渡してきたので数枚撮ってあげた。「サンキュー、サンキュー」とは言われたが、欧米の外国人のように「どもありぐあと。」とは言われなかった。

市場の並びの商店街に鰹節の固いまんまのやつ(木炭のような)が並んでいる店が多かった。あるお店だけそこで削ってパックしてくれる機械が客側から見える場所にあったので、見ているとそこの親父さんが削り始めた。見ていても如何ですか?など聞くわけでもない。「いくら?」「¥2200」「それちょうだい」これで商談成立。その足で、数件離れた泡盛の店に立ち寄る。古酒(くーすー)が好きだからだ。古酒は40年ものとかになるとまるでウイスキーだ。芳醇な香りと40年の歴史を感じる。ちなみに麻布十番にあったウイスキーはハイランドモルトの40年。グラス1杯¥35,000也だそうである。それに比べて泡盛の安価なことこの上ない!一緒に宅配で送ってくれるというので先ほどの鰹節を差し出すと。
沖縄の人はちょっと食欲がないとか、風邪気味っぽい感じの時は鰹節を普段の2倍か3倍入れて煮だして、それに醤油を「数滴」か、もしくは味噌を「ちょっぴりだけ」入れ、上澄みを飲むのだそうだ。それを「カチューユ」と言うそうである。
ははあ〜ん、これが長寿県の秘訣なんだ!と思わず手を叩いた。
ダシを鰹節でしっかりとるから味付けや風味付けの醤油や味噌なのだ。結果塩分超控えめなのである。

カチューユは、おそらく「カツオ湯」という言葉の訛りなのだろう。
沖縄の人はお金のことを「銭グヮー(ゼニガー)」という。何かの物の尻に「グヮー」を付けるのだ。
津軽の人はお金のことを「銭っこ(じぇんこ)」という。「お茶っこ、コーヒーっこ」と、何かと「っこ」を付けるのだ。
沖縄の人もそうらしい。

方言研究家としての血が騒ぐ。
posted by サンライズマン at 16:16| Comment(0) | 軽未使用車店