2018年11月21日

新嘗祭

青森本店の近所に大星神社という神社があります。
大星の意味は北極星の意味のようです。
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この神社の説明文によると…
古事記に一番初めに現れる神は天之御中主神(あまのみなかぬしのかみ)で、この神が日本神話の最高神なのだそうです。
天照大神(あまてらすおおみかみ)が有名なので天照大神が最高神だと思っている人が多いと思います。

天之御中主神(あまのみなかぬしのかみ)の
「天」は宇宙
「主」はとどまって動かない者、司る者のこと。
つまりこの神様は「宇宙の中央にいて支配する神」ということで至上神とも云われているそうです。
北極星を天之御中主神(あまのみなかぬしのかみ)と見立てた集合と考えられている。
とのこと。

なんか壮大なスケールでロマンを感じます。

先日この神社の新嘗祭のご招待が来たので初参加してまいりました。
新嘗祭。「にいなめさい」と読むことも知らずに。
年号が平成から変わる際に行われるのが大嘗祭(だいじょうさい)だったので、てっきり
「しんしょうさい」だとばかり思っており、当日参列しながら冷や汗ものでした。
内容としては、簡単に言えば豊作に感謝する神社の祭りという感じです。
玉串もありがたく奉天させて頂き嬉しいひとときでした。
神事が終わり「直会」がありました。
「直会」とは神に捧げられたお神酒や食べ物を神様と共に食べる会とのこと。
これも「ちょっかい?」「じきかい?」ともやもやした気持ちで参加すると
「なおらい」と読むのだそうです!
この世に生を受け五十数年、読めない字がこの日Wで分かるという嬉しい日となりました。

帰り際、狛犬の視線を感じて近くに寄ってみると、目がハートになっている狛犬と目が合いました。
IMG_3525.jpg
「どうやら狛犬に惚れられたようだぜ。」
とニヒルをきどってコートのポケットに手を突っ込み、踵を返すナルシストなおきでした。
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家に戻ると、狛犬のようにじゃれてくる本物の犬たちが出迎えてくれました。
(甲斐犬の信虎♂と信玄♂)



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posted by サンライズマン at 18:06| Comment(0) | 社長の日記

2018年11月12日

人は二度死ぬ

「007は二度死ぬ」というタイトルの映画(007シリーズはスターウォーズに続き私が好きな映画です)があったが本文は、それとはまったく関連性がないことを予め申し伝えます。
007.jpg
友人に何名かお坊さんをしている人がおります。
弘前の禅寺の住職さんをはじめ、福島と奈良をまたにかけて住職さんをしている人もいます。

その中に女性のお坊さん「尼僧」もおります。
普段は浅虫の高野山に居て、時折和歌山の高野山へ出向くようです。
その尼僧のかたと共通の友人であったS君が先日亡くなった今年の夏のことです。
通夜の後、残った友人たちと集まりビールで献杯し、S君を偲んで飲んでいた時に、
彼女が「人は二度死ぬんですよ。一度は今回のような人間として生命の死。二度目は皆の記憶から亡くなった時。二度死なないように〇〇回忌などがあるのだと思います。」と言いました。

話しが前後しますが、通夜の席でご遺族からの依頼があり弔辞を読みました。
準備のため弔辞を筆で紙に書きこむときも涙があふれて止まりませんでした。
実はこの時、弔辞の中に私が好きな曲の歌詞の一節を盛り込みました。
「君がさよならを言わずに逝ってしまったから、私もさよならは云わない」
私たちが知らぬ間に手術を受け、そして知らぬ間に昏睡状態となったS氏は別れを告げる余裕も無く逝ってしまったことをお互いに残念だと思う気持ちと、好きな曲が流れるたびに彼を思い出すことができるだろうな。という思いからでした。

「さよならは言わない」
作詞 小田和正
作曲 小田和正

ずっと楽しかったね あの頃まわりの全てが
やさしく いつも 僕らを 包んでいるように見えた

語り合って 語りつくして あてもなく さがしてた
その道は 果てしなく どこまでも どこまでも

悲しみは やがて 消える事を知った
喜びはいつまでも 輝き続けることも

戦い続けたわけじゃない 流されてきたとも思わない
追いかけた夢のいくつかは 今この手の中にある

晴れわたった こんな日は いつでも 思い出す
飛ぶように 駆け抜けた 遠い日の 僕らの事を

こころは 今も あの時のまま
思い出に そして 君に だからさよならは 言わない

ずっと ずっと 楽しかったね

晴れわたった こんな日は いつでも 思い出す
飛ぶように 駆け抜けた 遠い日の 僕らの事を

たとえ このまま 会えないとしても
思い出に そして君に 
きっと さよならは 言わない
決して さよならは 言わない
sayonara.jpg

今朝 会社へ来る車の中でちょうどこの曲が流れ、
S君を思い出しました。
そして涙が一筋、頬を伝りました。

そんなセンチメンタルな気分にさせる今年の秋です。
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posted by サンライズマン at 11:39| Comment(0) | 社長の日記

2018年10月28日

斟酌

久々の投稿です。
出張へはもっぱら飛行機で行くことが多い。
大抵は本を持参して行くのでありますが、JALの機内誌で欠かさず読むところがある。
浅田次郎氏が書いているエッセイで「つばさよつばさ」というタイトルのものだ。
今回の内容は実に興味深く共鳴したので紹介させていただくことにする。

タオルが好きだ。から始まり、タオルにまつわる話が続く。
それで最近は銭湯に行ってもタオルを持たないで入る輩が多い。
タオルで前を隠すのは羞恥からきているのではない。
湯に浸かっている人の目に後から入ってきた人の股間がちょうど入るから、
「見たくもないものを見せないという斟酌(しんしゃく)」からであるというのが浅田氏の持論だ。
そして、斟酌と同義語である忖度という言葉が良くない事のように使われている。
明治維新、大正、戦前、戦後と変わらずにあったもの(斟酌すること)が変わるほど、今は大きな変化の只中なのかもしれない。と結ばれている。

もっともだと思った。
私もタオルが好きだが、そういう話ではない。
ちなみに私の場合は粗末すぎて斟酌している。
とかく斟酌、忖度というニュアンスは日本人だけなのかどうかは知らぬが、斟酌も忖度も、した方とされた方に同じ価値観がなければ成立しないのだろうか。
上から目線で忖度して当たり前。のようなことになるから昨今の良くない意味でとらえられてしまうのだろう。

話しは変わるが、毎朝犬の散歩をしている。
2匹とも同じ犬種で「甲斐犬」である。
ちなみに「かいけん」と読む。
秋田犬は「あきたいぬ」と読む。あきたけんと読めば「秋田県」と間違えられるから秋田犬保存会のためにも斟酌しなければならない。
逆に甲斐犬を「かいいぬ」と読むと「飼い犬」と勘違いされるのでかいけんである。
この甲斐犬、飼い主以外は皆敵とみなすようで、すれ違う犬全てに向かって行こうとするので厄介だ。
川沿いの遊歩道が散歩コースなのだが、結構な確率で他の散歩とすれ違うことになる。
反対側にそれが見えると、別なコースを行くのだが、コースに入った後半で甲斐犬を知らない飼い主さんがそのまま反対方向から入ってくると、うちの犬どもは臨戦態勢に入る。かなり離れたところから、身を低く構え、歩みを遅くする。こうなると、そこから目をそらせ、リードを3重くらいに手に巻いて短くしなければならない。その状態でやりすごせればよいのだが、相手も止まって私の方に先に行けと促されると、ほぼ引きずりながら通って行くことになる。以前その状態で首輪がすっぽり抜けたことがあり、焦った覚えがある。
また、犬を飼っている人には意外に分からないのが、怖がられることだ。
ロバのような大きさの犬もいるのでそれなら分かるが、甲斐犬は中型犬だ。
シバ犬と同じか少し大きいくらいである。
怖がっている人はすれ違う時に手を服の袖の中に隠したり、おどおどするので分かる。
犬もそれが分かるので吠える。
吠えないように例の如く気をそらすようにしている。
油断しているのが、糞を拾っている時である。
粗相をしたものを拾って持ち帰るのは飼い主の義務であるのは当然なのであるが、厄介なのは二匹とも同時に南北でされた時だ。
それぞれに拾うがごとくそちらに気を取られているとたまに犬が怖い人が通り、案の定吠える。
「もう少し紐を短くしてくれないか」とたしなめられることもあった。
こちらとしてはそう思って3重巻にして短くしてはいたのだが、その斟酌は相手に伝わっていないようだった。
斟酌も忖度も相手に伝わっていなければ意味のないことなのだろうか?
むしろ相手に伝わっても伝わらなくともすることが大事なのではなかろうか?
ようは生き方の哲学のようにも思える。
人間は考える葦である。
葦を知らない現代人にはパスカルも閉口するかもしれない。
私は5重巻にしてみよう。


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posted by サンライズマン at 20:26| Comment(3) | 社長の日記