2018年11月24日

コーヒー

コーヒーが好きだ。
日に4〜5杯は飲む。
それは今に始まったわけではない。
高校生の頃からである。
友人とサテン「喫茶店」に行きサンドイッチとコーヒーのセットを頼んだ時、なんか大人になった気分になれたのだ。
マセていたガキだった。
以前も書いたかもしれないが、学生服の下に着るYシャツにカフスボタンをして学校に通っていた。
小遣いやお年玉の大半はコーヒーに注いでいた。
とはいってもサテン通いをしていたわけではなく、自分で豆を買い自分で淹れていたのである。
まずは淹れる器具。
ドリップ.jpgドリップ.jpg
ドリップ式で飽き足らずサイフォンまで購入した。
サイフォンを購入するとアルコールランプが必要となり、その燃料としてのアルコールも常備されていた。
そしてロート(サイフォンの上部)に上がった時にかき混ぜる木製のヘラや、バースプーンなども買い込んでいた。
そして濾過するため、カートリッジにかぶせる濾過用の布などもスペアしていた。
サイフォン.jpg
その頃のデパ地下は私の憩いの場であった。
なにせ今と大きく違うのはストレートコーヒー(ブレンドされていないもの)の豆が結構売り場にあったのである。
ブルーマウンテン、キリマンジャロ、モカ・マタリ、モカ・ハラリ、コロンビア、マンデリン、セレベス・トラジャ、ブラジル、グアテマラなどなどである。
コーヒー豆.jpg
当時「コーヒー日記」なるものをつけており、それには自分でブレンドしたコーヒーの感想を、ブラックで飲んだ時、シュガーを入れた時、ミルクを入れた時に分けて書いていた。
豆を挽いてしまうと保存期間が短くなり風味も落ちるため、挽かずに購入していた。
結局、豆を挽くためのミルまでお年玉で購入。
しかし、今でこそ電動ミルであっという間に挽けるコーヒー豆であるが、手動のため結構な手間が掛った。そして挽く豆の細かさを調整するためのネジがついているのだが、これがまたすぐバカになり挽いては修理、途中で修理という具合だった。幸いうちはささやかな自動車整備工場を営んでいたため、ドライバーや代用のネジは自宅にあったのである。
挽き方(グラインドと当時は言っていた)によっても味が違い、レギュラーグラインド、ファイングラインドなど様々に試し、日記につけていた。
友人が遊びに来た時もコーヒーを淹れて、飲むときのマナーなどを指南したものである。
いまだに時折見かけるが、コーヒーに砂糖、ミルクを入れかき混ぜたスプーンをカップに入れたままコーヒーを飲むなど、そんなダサい真似は高校時代からしていないわけである。
ちなみにコーヒーはカップの手が飲む人に向かって左側に置かれる。
cup.jpg
これはカップの模様をまずは飲む人に見せるという事らしい。それを人差し指で引っかけ、手前を経由してくるりと回し右側に持ってくる。スプーンも手前側に置かれている。手前側に置かれてあるスプーンは使っても使わなくてもカップと反対側のソーサーに置く。かき混ぜに使えばカップは少しコーヒーのしずくで汚れることにはなるが、だからと言ってそのスプーンを口に運んで舐めるなどというはしたない真似はしない。
そして香りを嗅いで、至福の悦びを味わい飲む。ブラックで飲むと、下に少し苦みが残る(グラス)が、それがまもなく甘味に変わる。そしてそこから鼻に抜ける香を楽しむ。やさしいひとときである。

つづく


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posted by サンライズマン at 19:02| Comment(0) | 社長の日記

2018年11月21日

新嘗祭

青森本店の近所に大星神社という神社があります。
大星の意味は北極星の意味のようです。
IMG_3523.jpg
この神社の説明文によると…
古事記に一番初めに現れる神は天之御中主神(あまのみなかぬしのかみ)で、この神が日本神話の最高神なのだそうです。
天照大神(あまてらすおおみかみ)が有名なので天照大神が最高神だと思っている人が多いと思います。

天之御中主神(あまのみなかぬしのかみ)の
「天」は宇宙
「主」はとどまって動かない者、司る者のこと。
つまりこの神様は「宇宙の中央にいて支配する神」ということで至上神とも云われているそうです。
北極星を天之御中主神(あまのみなかぬしのかみ)と見立てた集合と考えられている。
とのこと。

なんか壮大なスケールでロマンを感じます。

先日この神社の新嘗祭のご招待が来たので初参加してまいりました。
新嘗祭。「にいなめさい」と読むことも知らずに。
年号が平成から変わる際に行われるのが大嘗祭(だいじょうさい)だったので、てっきり
「しんしょうさい」だとばかり思っており、当日参列しながら冷や汗ものでした。
内容としては、簡単に言えば豊作に感謝する神社の祭りという感じです。
玉串もありがたく奉天させて頂き嬉しいひとときでした。
神事が終わり「直会」がありました。
「直会」とは神に捧げられたお神酒や食べ物を神様と共に食べる会とのこと。
これも「ちょっかい?」「じきかい?」ともやもやした気持ちで参加すると
「なおらい」と読むのだそうです!
この世に生を受け五十数年、読めない字がこの日Wで分かるという嬉しい日となりました。

帰り際、狛犬の視線を感じて近くに寄ってみると、目がハートになっている狛犬と目が合いました。
IMG_3525.jpg
「どうやら狛犬に惚れられたようだぜ。」
とニヒルをきどってコートのポケットに手を突っ込み、踵を返すナルシストなおきでした。
IMG_3521.jpg
家に戻ると、狛犬のようにじゃれてくる本物の犬たちが出迎えてくれました。
(甲斐犬の信虎♂と信玄♂)



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2018年11月12日

人は二度死ぬ

「007は二度死ぬ」というタイトルの映画(007シリーズはスターウォーズに続き私が好きな映画です)があったが本文は、それとはまったく関連性がないことを予め申し伝えます。
007.jpg
友人に何名かお坊さんをしている人がおります。
弘前の禅寺の住職さんをはじめ、福島と奈良をまたにかけて住職さんをしている人もいます。

その中に女性のお坊さん「尼僧」もおります。
普段は浅虫の高野山に居て、時折和歌山の高野山へ出向くようです。
その尼僧のかたと共通の友人であったS君が先日亡くなった今年の夏のことです。
通夜の後、残った友人たちと集まりビールで献杯し、S君を偲んで飲んでいた時に、
彼女が「人は二度死ぬんですよ。一度は今回のような人間として生命の死。二度目は皆の記憶から亡くなった時。二度死なないように〇〇回忌などがあるのだと思います。」と言いました。

話しが前後しますが、通夜の席でご遺族からの依頼があり弔辞を読みました。
準備のため弔辞を筆で紙に書きこむときも涙があふれて止まりませんでした。
実はこの時、弔辞の中に私が好きな曲の歌詞の一節を盛り込みました。
「君がさよならを言わずに逝ってしまったから、私もさよならは云わない」
私たちが知らぬ間に手術を受け、そして知らぬ間に昏睡状態となったS氏は別れを告げる余裕も無く逝ってしまったことをお互いに残念だと思う気持ちと、好きな曲が流れるたびに彼を思い出すことができるだろうな。という思いからでした。

「さよならは言わない」
作詞 小田和正
作曲 小田和正

ずっと楽しかったね あの頃まわりの全てが
やさしく いつも 僕らを 包んでいるように見えた

語り合って 語りつくして あてもなく さがしてた
その道は 果てしなく どこまでも どこまでも

悲しみは やがて 消える事を知った
喜びはいつまでも 輝き続けることも

戦い続けたわけじゃない 流されてきたとも思わない
追いかけた夢のいくつかは 今この手の中にある

晴れわたった こんな日は いつでも 思い出す
飛ぶように 駆け抜けた 遠い日の 僕らの事を

こころは 今も あの時のまま
思い出に そして 君に だからさよならは 言わない

ずっと ずっと 楽しかったね

晴れわたった こんな日は いつでも 思い出す
飛ぶように 駆け抜けた 遠い日の 僕らの事を

たとえ このまま 会えないとしても
思い出に そして君に 
きっと さよならは 言わない
決して さよならは 言わない
sayonara.jpg

今朝 会社へ来る車の中でちょうどこの曲が流れ、
S君を思い出しました。
そして涙が一筋、頬を伝りました。

そんなセンチメンタルな気分にさせる今年の秋です。
aki.jpg

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posted by サンライズマン at 11:39| Comment(0) | 社長の日記